2011年３月２６日土曜、姉（次女）の結婚式（長文）

この日のために色々と準備が多くて、ブログをお休みさせていただきました　（私が結婚する訳ではないのに、なぜか私まで準備が多かったという・・・）

いや、だってさ、可愛くして行かないとお姉ちゃんに何か言われそうだし（とか言いながら、化粧ポーチを持っていくのを忘れたけど　普段が化粧しないから余計に忘れた・・・）、初司会なので皆の前に出ても恥ずかしくないようにしたいし
だから毎週土日は、色々と準備に出かけました
美容院へ２回行ってカラーとパーマをかけ直し、女性用顔そりエステをし、ネイルサロンへ行くお金がなかったから友達に頼み、その他、買出しに名古屋とか豊田であちこちしたりしていたら、あっという間でした
（でも、一時は震災の影響で、新郎新婦は結婚式を辞めるか悩んでいたそうです）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

前日の夕方に春日井市の実家へ帰り、その時にJR勝川駅で母と合流し、家族分の新幹線を購入（身障者手帳がないと新幹線代が介助者１名分が割引にならないので）。これで、すべて準備が整う。

当日
８：３０頃、実家発。電車と新幹線に乗って東京駅へ着いたのが、１１：１５頃。
予約していた福祉車両タクシー『屋根つきガレージ』より３０分早く着けたので、ゆっくり身障者トイレでトイレタイム。



１１：４５、JR東京駅から福祉車両タクシーに乗って赤坂にある『氷川神社』へ。
新婦の姉だけ先に降りて、買出しへ。実は、神前結婚式に案内状で呼ばれた人は神社の中で参列できるのですが、それ以外に案内状がなくても外からも見る事が出来るそうです
「もし、友人などが外で見に来ていたら『やかん』を渡してほしいから、『やかん』を買ってきてね」と新婦である次女と長女で打ち合わせしていました。
私は意味がさっぱり分かりませんでした　なぜ、やかん？？？答えは、コレでした↓↓↓


【やかん鈴】
「幸福を沸かす、幸福を注ぐ」という由来のあるやかん型の鈴です。珍しい縁起物の鈴で、赤坂の氷川神社にしかないので多くの参拝者にご好評です。
おおー！！これはここでしか手に入らない素敵な意味のこもった『やかん』だったのね

１２：００頃、氷川神社で参列いただく親戚たちや友人に挨拶したりする。（新郎新婦は着替え中のため、身内は接待側なので、心も体も落ち着く暇なし）
しかも新婦の親戚と会うのは、冠婚葬祭ぐらいなので新婦の親戚といる時は、初司会よりも緊張するんです　（新郎の親戚は気に入ってもらえましたって、気に入ってもらえても、あまり逢う事はないだろうけど）

ちなみに新婦の親戚は、ご年配が多いので昔ながらの考え方をされます（悪い人ではないんだけど）
例えば、新婦の長女はもうすぐ４０歳になるのに未婚なため、「何故、結婚しないのか？」とか、私が障がい者に産まれたので、なかなか受け止めてもらえない時期もありました　（相手が言葉にしなくても態度で、どこか避けている感じが分かる時もありました　こう、なんて言えば伝わるんだろう？意味合いが若干変わるけど分かりやすい例でいくと、昔はよくあった、見知らぬ親子とすれ違った時、小さい子が「何で歩けないの？」と親に聞いたら、「やめなさい、見ては駄目よ！！」的な感じ　と言えば分かるでしょうか？）

別に結婚とか障がい者だとか本人が不幸だと思っていないし、両親を憎んだ事ないし、むしろ楽しく過ごしているし・・・　（だから今回、初司会やる事で、だいぶ意識が変わってくれるといいなぁ・・・）

その後、神社内に入って、待合室で参列者（２８名だったかな？新郎新婦の親友４名と両家の親戚と身内）待機。
でも、神社は古くからある建物なので、階段や段差が多く、神社の人たちに電動車いすごと４人がかりで運んでもらう



１２：４５頃、新郎新婦が両家の参列者を紹介した後、新郎の親友であるプロカメラマン猪又直之さんより写真撮影　（私は私で、Myカメラで上のように撮影）

１３：００、赤坂氷川神社で神前結婚式開始（指輪交換以外は全て行われたと思う）。
私にとって、初めて神前結婚式を生で見た（というか、結婚式自体が初めてなのかも？いつも披露宴しか出た事がないので・・・）

いい雰囲気の所で、私の前の席にいた父親の携帯電話が鳴るというアクシデントあり
しかも、ズボンのポケットの中にある携帯電話を取り出そうとしたら、ズボンのポケットの中に小銭が入っていたらしく、小銭が先に落ちてチャリンという･･･
そうこうしているうちに携帯電話が鳴り止むという、なんとも情けなかった　（おまけに終了後、新婦側の４０代の従姉妹たちに新婦である姉に、「携帯電話が鳴った人、誰だか気付いた？あれ、お父さんだよ！お父さん！！花嫁の父、失格だよねぇ～」と言われたらしい・・・　それに動じない父親もある意味、凄いかも・・・　まぁ、家族の中で３姉妹＋母親という最強の女性軍団と父親だから、もう慣れてしまっているんだろうけど）

１３：４５頃、神社の外で写真撮影。良い天気に恵まれたお陰で、素敵な写真がいっぱい撮れたと思う

１４：１５頃、タクシー計７台で披露宴会場『ホテルニューオータニ』へ移動。

１４：３０頃、新婦の長女と新郎の妹は受付係へ。その間に私は、身障者トイレでトイレタイム。

１４：５０頃、私は司会担当のため、ホテル側と打ち合わせへ

１５：３０頃、予定より約３０分遅く、披露宴という名の食事会開始。初司会へ
進行順に・・・新郎新婦の挨拶・新郎の妹より新郎の紹介（約５分）・新婦の姉より新婦の紹介（約５分）・二人の馴れ初めを司会（新婦の妹である私）より紹介・新郎の親友より乾杯・会食（新郎新婦は各テーブルへ挨拶）。
会食中に新郎新婦の生い立ちの８ミリビデオ上映（約２０分）・両家の両親と新郎新婦が前に並んで新郎より閉めの挨拶。
という流れでした。

身内が新郎新婦の紹介をしたせいか、アットホームな感じで盛り上がりました
ちなみに感動的なシーンは一切なかった（例えば、新郎新婦が手紙を読んだり、新郎新婦が両親へ花束渡したり・・・）ので、皆の前でやるのは恥ずかしがしいという、新郎新婦らしい披露宴だなぁと思いました

あと、新婦はウエディングドレスではなくカクテルドレスだったので、身動きが簡単に出来るので花嫁介添人を断ったそうです
しかし、ホテル側は「セットプランなので、何か使ってください」と言われたらしく、だったら「妹（私）の介添人になってくれませんか？」と頼んだそうです
きっと、花嫁以外の人の介添人なんて、殆どやったことが無いと思います。でも、私的には非常に有難かったです
料理を食べる時に小さく切ってもらうとか、届かないものをとってもらうとか、司会の打ち合わせをしたりとか、写真撮ったり（司会者なのに、ブログ用の写真をいっぱい撮っていたという・・・）とか、ありとあるゆる面で助っ人になってくれたので、凄く助かっちゃいました。色々と有難うございました

１８：００頃、予定終了時刻１７：００より１時間オーバーで披露宴終了。廊下で参列者見送り

１９：１５頃、両家だけのプチ打ち上げ
この時に、新郎新婦より家族へプレゼントがあり、ビックリ
新婦側：私はハイブリッド加湿器（色：ビターブラウン）・姉はipod nano（１６ＧＢ）・両親にはデザイン壁掛け時計、新郎側：妹さんには陶器２種類・両親には最新のｉ ｐaｄ ２でした

まさに、新郎新婦らしい心遣いでした

２０：００過ぎ、お開きとし、家族で歩いてＪＲ四ッ谷駅へ
駅の隣にあるアトレ四谷のエレベーターを使って駅構内に入ろうと思ったら、地震の影響で営業時間が予定より早く閉店　ちょっと焦りましたが、新郎が別ルートを確認してくれたお陰で、無事にＪＲ四ツ谷駅構内へ

その後も節電の影響でホームへ行くエレベーターまでの道のりが関係者以外通行禁止になっていて、しかも、その通路は電気が全て消されているため、エレベーターに乗るまで薄暗い中歩いたので、少し怖かったです

２１：００新幹線に乗って名古屋へ

２３：３０頃、実家へ着。ハードでしたが、無事に出来て本当に良かった良かった


次の日以降、疲れと精神的なストレスで、体中にあちこち湿疹が出たり、顔の肌が枯れたようにガサガサになったり、花粉症デビューしたせいか気分が重かったりで、１週間も体調不良になりましたとさ　（でも、休まずに仕事へ行けて良かった）

最後に結婚式と披露宴は楽しかったし、台本を読むだけだったから司会も楽だったけど、親戚付き合いだけは難しいなぁと思いました　（昔よりは良くなったけど）

以上、最後まで読んでいただき、有難うございました

（更新するのが遅くてなってすみません。文章と写真加工に苦戦してました）